はもすきが好物です

本との間で対話が成立するようなブログを目指したい

真田四代と信繁

 今年の大河ドラマ真田丸』は、毎週腰を据えてじっくりと見ている唯一のドラマで、その時代考証を担当している丸島和洋氏がしたためたのが、丸島和洋(2015)『真田四代と信繁』平凡社新書である。新書とはいいつつも、情報量は豊富で、いろいろな学説も織り交ぜながら、真田家について描写されている。

 

真田四代と信繁 (平凡社新書)

真田四代と信繁 (平凡社新書)

 

 

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「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか

 いままで、外国語教育ばかりだったので、今回は違うテーマでいきます。たまには、違う本も読んでおかないと、頭が凝り固まりそうなので。読んだ本は浅羽通明(2016)『「反戦脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』ちくま新書である。

 

「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか (ちくま新書)
 
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英語授業の「幹」をつくる本 下巻

 昨日の上巻に引き続いて、本日は下巻です。下巻ではさまざまな指導に加えて、評価や学習環境の話にまで言及がなされています。

 

英語授業の「幹」をつくる本 (下巻)

英語授業の「幹」をつくる本 (下巻)

 

 

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英語授業の「幹」をつくる本 上巻

 できれば毎日更新したいので、酔っぱらいなうですけど、新しく投稿します。本日は昨日に引き続き、英語教育関連で、北原延晃(2010)『英語授業の「幹」をつくる本:上巻』ベネッセコーポレーションです。その界隈では紹介は無用と思われる北原先生の著書ですが、はずかしながら、今回はじめて読みました。

 

英語授業の「幹」をつくる本 (上巻)

英語授業の「幹」をつくる本 (上巻)

 
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無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る

わけあって、テストについて思うところがあったので、いろんなところで必読とされている若林俊輔・根岸雅史(1993)『無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る:正しい問題作成への英語授業学的アプローチ』大修館書店を読んでみた。

 

 

無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る―正しい問題作成への英語授業学的アプローチ (英語教師叢書)

無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る―正しい問題作成への英語授業学的アプローチ (英語教師叢書)

 

 

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