鈴木貞美(2016)『日記で読む日本文化史』平凡社新書 日記をつけるという経験は誰しもあるだろう。それが夏休みの絵日記でいやいや書かされたものなのか、自らの妄想が垂れ流され黒歴史と化した若気の至りなのかはひとそれぞれである。facebookやtwitterで日…

本日お休みだったので、今話題の「君の名は。」と「シン・ゴジラ」を見てきました。今回は「君の名は。」について書きます。一応ネタバレ注意です。たぶん、ややこしい感想になってます。

「君たちに最新情報を公開しよう」「これが勝利の鍵だ！」こういったセリフを聞くと胸が高鳴ってきませんか？そんな人は勇者の素質ありです。 勇者王ガオガイガーpreFINAL (モーニングスターブックス) 作者: 竹田裕一郎 出版社/メーカー: 新紀元社 発売日: 2…

どうしても言語や英語に関するものが増えてしまうのだが、あまり著名な英語学者の著作を読んだことがなかったので、読みやすそうな安井稔（2014）『英語とはどんな言語か』開拓社を読んだ。著者は今年の5月に亡くなっているが、それまでのあいだも著作の発表…

久しぶりに書きますが、小山友介（2016）『日本デジタルゲーム産業史』人文書院を読みました。タイトルの通り、日本のデジタルゲーム産業の歴史について述べられている。ゲームに関する技術的な側面に関しては、まったくわからないことが多かったが、自分が…

若林俊輔著・小菅和也他編（2016）『英語は「教わったように教えるな」』研究社をやっと読み終わった。だいぶ前に購入していたのだが、なかなか読み進められなかったが、今日読み終わった。若林俊輔については、以前にも『無責任なテストが「落ちこぼれ」を…

地方自治のなかだけでなく、政治を語るときであっても「革新」という言葉は聞かれなくなって久しい。地方議会や首長を選ぶ選挙で、政党が対立する経験もない人がいるかもしれないし、そもそも地元の選挙など興味がないという人もいたりするのだろうか。そん…

今年の大河ドラマ『真田丸』は、毎週腰を据えてじっくりと見ている唯一のドラマで、その時代考証を担当している丸島和洋氏がしたためたのが、丸島和洋（2015）『真田四代と信繁』平凡社新書である。新書とはいいつつも、情報量は豊富で、いろいろな学説も織…

いままで、外国語教育ばかりだったので、今回は違うテーマでいきます。たまには、違う本も読んでおかないと、頭が凝り固まりそうなので。読んだ本は浅羽通明（2016）『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』ちくま新書である。 「反戦・脱原発リベラ…

昨日の上巻に引き続いて、本日は下巻です。下巻ではさまざまな指導に加えて、評価や学習環境の話にまで言及がなされています。 英語授業の「幹」をつくる本 (下巻) 作者: 北原延晃 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション 発売日: 2010/03/16 メディア: …

できれば毎日更新したいので、酔っぱらいなうですけど、新しく投稿します。本日は昨日に引き続き、英語教育関連で、北原延晃（2010）『英語授業の「幹」をつくる本：上巻』ベネッセコーポレーションです。その界隈では紹介は無用と思われる北原先生の著書で…

わけあって、テストについて思うところがあったので、いろんなところで必読とされている若林俊輔・根岸雅史（1993）『無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る：正しい問題作成への英語授業学的アプローチ』大修館書店を読んでみた。 無責任なテストが「落ちこ…

はじめましてhamosukiです。 気になった本について、備忘録がわりにここに残しておこうと思います。