はもすきが好物です

本との間で対話が成立するようなブログを目指したい

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

英語は「教わったように教えるな」

若林俊輔著・小菅和也他編(2016)『英語は「教わったように教えるな」』研究社をやっと読み終わった。だいぶ前に購入していたのだが、なかなか読み進められなかったが、今日読み終わった。若林俊輔については、以前にも『無責任なテストが「落ちこぼれ」を…

革新自治体:熱狂と挫折に何を学ぶ

地方自治のなかだけでなく、政治を語るときであっても「革新」という言葉は聞かれなくなって久しい。地方議会や首長を選ぶ選挙で、政党が対立する経験もない人がいるかもしれないし、そもそも地元の選挙など興味がないという人もいたりするのだろうか。そん…

真田四代と信繁

今年の大河ドラマ『真田丸』は、毎週腰を据えてじっくりと見ている唯一のドラマで、その時代考証を担当している丸島和洋氏がしたためたのが、丸島和洋(2015)『真田四代と信繁』平凡社新書である。新書とはいいつつも、情報量は豊富で、いろいろな学説も織…

「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか

いままで、外国語教育ばかりだったので、今回は違うテーマでいきます。たまには、違う本も読んでおかないと、頭が凝り固まりそうなので。読んだ本は浅羽通明(2016)『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』ちくま新書である。 「反戦・脱原発リベラ…

英語授業の「幹」をつくる本 下巻

昨日の上巻に引き続いて、本日は下巻です。下巻ではさまざまな指導に加えて、評価や学習環境の話にまで言及がなされています。 英語授業の「幹」をつくる本 (下巻) 作者: 北原延晃 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション 発売日: 2010/03/16 メディア: …

英語授業の「幹」をつくる本 上巻

できれば毎日更新したいので、酔っぱらいなうですけど、新しく投稿します。本日は昨日に引き続き、英語教育関連で、北原延晃(2010)『英語授業の「幹」をつくる本:上巻』ベネッセコーポレーションです。その界隈では紹介は無用と思われる北原先生の著書で…

無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る

わけあって、テストについて思うところがあったので、いろんなところで必読とされている若林俊輔・根岸雅史(1993)『無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る:正しい問題作成への英語授業学的アプローチ』大修館書店を読んでみた。 無責任なテストが「落ちこ…

hamosuki

はじめましてhamosukiです。 気になった本について、備忘録がわりにここに残しておこうと思います。